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業界用語集

用語を解説しています。

ICカード

情報の記録や演算をするためにICチップを組み込んだカードのこと。
情報の読み書き方式には接触型と非接触型がある。


〇接触型(読取り機等と接触してデータのやりとりを行う)
 主にキャッシュカード、クレジットカード、またETCカードなどのICカードに用いられていて、

 業界やサービスに特化した仕様が作成されている。
 堅牢なセキュリティが求められる決済や認証の分野で使われている。

 

〇非接触型(無線通信によってデータのやりとりを行う)
 日本では、リーダとライタの通信距離が短い「近接型」が主流で、
 Taspoなどの「Type A」(Mifare)と、マイナンバーカードや運転免許ICカードなどの「Type B」、
 ソニーは自社が開発したEdy,Suicaなどの「FeliCa」が主流となっている。

 ▲「Type A」(Mifare)
  ヨーロッパやアジアでのシェア(公共交通機関系や身分証明書等)が大きく、世界で最も普及している。

  カード、リーダー共に安価である。

 ▲「Type B」
  日本の公共ICカードで主に使用されている。ICの使用容量は非常に大きいが、カード、リーダー共に高価。

 ▲「FeliCa」(国際規格では、NFC TYPE-Fとして規格化された)
  主に日本で、交通系ICカード、電子マネーとして普及している。カードは高価。
  ICの使用容量は小さいが、通信速度が速く、複数のアプリケーションが共存できる。

 ICカード印刷システム

ICカード印刷システムの代名詞と言えば、弊社のIDカード印刷システム「IDFormⅢ」です。
各種ICカード(FeliCa、FeliCa Lite-S、Mifare、Tag-itなど)の書き込みと同時に、社員証や学生証などのオリジナルデザインも同時に印刷できるシステムです。是非、一度お試しください。

 

 NFC

ソニーとフィリップス(現NXPセミコンダクターズ)が共同開発した、近距離無線通信技術の国際標準規格である。
これにより、Type A」(Mifare)、「Type B」、「FeliCa」に、ICタグ(ラベル)を加えた13.56MHz帯を使用する
非接触型ICカードが、1つのモジュールで通信可能になる。
ただ、NFC対応リーダ・ライタが普及しても、各ICカードタイプのOSやファイル管理、セキュリティ方式、
そしてアプリケーションなどなどが異なるため、すぐどれでも使用可能になるわけではない。

 

IDカード

 IDカードとは、企業・事業所などに社員や出入り業者が入館・入室するための身分証明書。顔写真付きのもの、保有者情報記録用に磁気ストライプが張られているものやICチップを組み込んだICカード、出入記録やタイムカードとしても使用できるものなど、多機能なものが増えている。

 磁気ストライプカード

磁性体の帯があるカードのこと。中の鉄をベースとした小さな磁性粒子の磁性を変化させることでデータを格納できるもの。クレジットカードの裏面が一例。

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